土曜日のジャズフェスティバルには行って良かったです。自分より上の人はたくさんいる。でも技術とか理屈はともかくとして、自分は自分、唯一無二のものであると思えたことは大きな収穫でした。

用事があって、結局夕方からしか行けなかったのですが、前から聴きたいと思っていた海老原淳子さんのステージになんとか間に合ったのは嬉しかったし、六本木で最初にお世話になったクラリネットの松平さんの演奏もじっくり聴けました。

いつもクマさんの店でお世話になっているピアニストの橋本さんのステージも観れたし、結構充実した時間を過ごせました。ブルース系のタミーさんやブル松原さんの歌が聴けなかったのは残念でしたが。

しかし、今回は何と言ってもサックスのマイケル後藤さんのステージを観れたのが楽しかったなぁ。マイケルさんが歌を歌うとは知らなかったし、ちょっとびっくりでしたが、彼は面白い。もちろんサックス、トロンボーン、フルートまでこなす技術はさすがです。

何も面白いことを言うわけではないのに、始終笑顔で見ていられるステージはいいなぁと思いました。華があるって、こういうことなんだなと。バンドも良かったし、個人的には今回の一番でしたね。